1978(昭和53)年の法語
| 1月 | 自見の覚悟をもって他力の宗旨を乱ることなかれ |
|---|---|
| 2月 |
弥陀の本願には老少善悪の人をえらばれず |
| 3月 |
本願を信ぜんには他の善も要にあらず悪をもおそるべからず |
| 4月 |
念仏して地獄におちたりともさらに後悔すべからず |
| 5月 |
善人なおもて往生をとぐいわんや悪人をや |
| 6月 |
念仏もうすのみぞ末徹りたる大慈悲心にて候う |
| 7月 |
一切の有情はみなもて世々生々の父母兄弟なり |
| 8月 |
つくべき縁あればともない離るべき縁あればはなる |
| 9月 |
念仏者は無碍の一道なり |
| 10月 |
この法をば信ずる衆生もあり そしる衆生もあるべし |
| 11月 |
さるべき業縁のもよおさばいかなる振舞もすべし |
| 12月 |
火宅無常の世界はそらごとたわごとまことあることなし |