和訳正信偈・仏教讃歌

共通勤行・和訳正信偈

和訳正信偈は、1973(昭和48)年に親鸞聖人御誕生800年・立教開宗750年の記念事業として、真宗十派の共通勤行として制定されました。

この和訳正信偈は、従来本願寺派で依用されていた正信偈の和訳に、念仏、和讃、回向を付けた、いわゆる「お早引き」の形式をとり、独自の節譜が定められています。また、その旋律を分かりやすくするため、五線譜も併せて作成されています。

真宗教団連合では、宗派の垣根を超えて、より多くの方々に唱和いただくため、その普及に取り組んでおります。

2004(平成16)年には勤行本を再版し、加盟宗派全寺院に勤行本及びCDを配布しました。また、2020(令和2)年には、より多くの方に親しんでいただくことを願い、練習用のYouTube動画を作成し、公開しました。

是非、各ご寺院の報恩講、ご門徒の法座でもご活用くださいますようお願いします。

音源再生

和訳正信偈のお勤めの音声を再生できます。練習用に是非ご活用ください。

勤行本(節符)

勤行本(五線譜)

和訳正信偈 勤行本

下記出版社で取り扱っておりますので、お問い合わせください。

定価 385円(税込)
販売 株式会社 法蔵館
住所 〒600-8153 京都市下京区正面通烏丸東入
TEL 075-343-0458 FAX 075-371-0458
メールアドレス shop@hozokan.co.jp

仏教讃歌

真宗宗歌(作詞:真宗各派協和会 作曲:島崎赤太郎)

1923(大正12)年、立教開宗700年記念法要に際し、真宗各派協和会(現真宗教団連合)が結成され、「宗歌」を公募。真宗大谷派の僧侶であった土呂基氏の作品が採用され、東京音楽大学教授であった島崎赤太郎氏によって作曲されました。

恩徳讃

親鸞聖人著作の『正像末和讃』の結讃に曲譜を付した讃歌。主なものとして1918(大正7)年に発表された浄土真宗本願寺派ハワイ開教区沢康雄氏作曲のものと、1952(昭和27)年に発表された真宗大谷派清水脩氏作曲のものがあります。

恩徳讃
(和讃:親鸞聖人/作曲:沢 康雄)

恩徳讃
(和讃:親鸞聖人/作曲:清水 脩)