真宗佛光寺派 佛光寺
所在地 | 京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397 |
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連絡先 | TEL 075-341-3321(代) |
門 主 | 第33代門主 渋谷 真覚 |
宗務総長 | 八木 浄顕 |
公式サイト | |
報恩講 | 11月21日~28日 |
沿革
越後流罪に遭われた親鸞聖人は、ご赦免の翌年1212(建暦2)年に京都に帰られ、山科の地に草庵を結ばれました。この草庵が佛光寺の草創と伝えられ、当初は「興隆正法寺」と号しましたが西日本一帯の布教活動に力を入れた第七代了源上人により、1320(元応2)年には寺基を現在の京都国立博物館の辺りに移し、後醍醐天皇より『阿弥陀佛光寺』の寺号を賜り、略して佛光寺と名乗るようになりました。その後1586(天正14)年には豊臣秀吉の懇請により、寺基を現在地に移しました。
以来多くの法難に見舞われましたが、門末の念仏相続のご懇念によって佛光寺の法灯は守り継がれてきました。その伝統をふまえ、混迷する現代社会にあって、お念仏の大地に根ざした真の人間の誕生を目指して活動しています。
境内と建物
阿弥陀堂(本堂)
本尊阿弥陀仏を安置する。間口15.6m、奥行21.25m。単層入母屋造本瓦葺の建築。内陣須弥壇上に阿弥陀如来立像、両脇壇に聖徳太子像と法然上人坐像、両余間に龍樹・天親・以下六高僧の坐像と後醍醐天皇の位牌を安置する。明治37年再建。
御影堂(大師堂)
親鸞聖人坐像他を安置する。間口26.5m、奥行33.1m、それに間口10.2mの向拝をつけた単層入母屋造本瓦葺の木造建築。内部須弥壇上に親鸞聖人の坐像、両脇壇に中興了源上人の坐像と前住上人の絵像とを安置し、両余間に九字と十字の名尊号を掲げる。明治17年再建。
聖徳太子立像(重要文化財)
寄木造で体内を内刳し、眼に玉眼を嵌入する構造。髪は美豆良に結い、袈裟と横被をつけて立つ少年の姿。仏師は尾張法印湛幸で元応2年正月28日に開眼されている。右手にシャク、左手に柄香炉を持ち、理知的な風貌に豪華で写実的な衣装のすばらしい彫像で、現存する太子像の中、最高作品の一つとされている。
佛光寺本廟
宗祖親鸞聖人の御真骨が納められている御廟所を中心として、佛光寺派御歴代の墓所、門末の墓所・納骨堂が並んでいる。また、この辺りに住んでいた刀匠、三條小鍛冶の碑も境内に建てられている。
茶所
1908(明治41)年宗祖聖人650回大遠忌法要の記念事業として完成。毎朝7:30から常例布教が行われている。
日中はD&DEPARTMENTがカフェを営業しており、参拝者の憩いの場となっている。
年間行事
1月1日~3日 | 修正会 |
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1月7日~8日 | 中興了源上人御祥忌 |
2月15日 | 涅槃会 |
春分の日を中心に 前後3日間 |
春期彼岸会 |
4月1日~2日 | 春法要(親鸞聖人御誕生会、御歴代年忌法要等) |
4月15日 | 立教開宗記念 |
8月14日~16日 | 盂蘭盆会 |
秋分の日を中心に 前後3日間 |
秋期彼岸会 |
11月21日~28日 | 御正忌報恩講 |
12月31日 | 歳暮法要 |
アクセス
交通案内
- ●京都市営地下鉄烏丸線四条駅より徒歩5分(5番出口より)
- ●阪急京都線烏丸駅より徒歩8分(15番出口より)