真宗高田派 専修寺
所在地 | 三重県津市一身田町2819 |
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連絡先 | TEL 059-232-4171(代) |
法 主 | 第25世法主 常磐井慈祥 |
宗務総長 | 増田 修誠 |
公式サイト | |
報恩講 | 1月9日~16日 |
沿革
関東各地を御教化中であった親鸞聖人は、明星天子の夢のお告げを得て、栃木県真岡市高田の地に一宇を建立され、長野の善光寺から一光三尊佛をご本尊としてお迎えし、聖人の有力門弟であった真仏上人を管理に当て、専修念仏の根本道場とせられました(後に専修寺と称される)。聖人が京都へお帰りになった後も、しばしば自筆のお手紙や書き写された書物などが送られ、真仏上人を中心とした関東の門弟、檀信徒の教団は高田教団と呼ばれて、関東各地の檀信徒の中で最も有力な教団として発展していきました。
専修寺は本寺と呼ばれ全国的に崇敬を集めるようになりましたが、一段と飛躍させたのが第10世真慧上人で、東海、北陸方面に教化を拡げると共に、朝廷の尊崇を得て、専修寺は皇室の御祈願所ともなりました。三重県津市一身田の専修寺は、真慧上人が伊勢国内の中心寺院として建てられたものでしたが、関東の本寺が兵火によって炎上したため、歴代上人が一身田に居住されるようになり、やがてここが本山として定着することとなりました。
境内と建物
御影堂 (国宝)
開山親鸞聖人の御木像を中央に、歴代上人の御影を両脇に安置する御堂です。間口42メートル73、奥行33メートル 50、畳は725畳を敷き、その巨大さは全国木造建築のベストテンに入ります。寛永6年(1666)に上棟されました。純和様の手法で外観は地味に建てられていますが、内部は華やかです。
山門(重要文化財)
御影堂の正面にあって、専修寺伽藍の総門。五間三戸二階二重門の形式になっています。これは山門として最高の格式です。瓦に宝永元年(1704)の銘があり、これが建築年時とされています。
如来堂(国宝)
「証拠の如来」と呼ばれる阿弥陀如来立像を本尊とする堂。屋根を二重とししかも仏殿らしい各種の装飾を多用して、本堂としての偉容を示しています。亨保6年(1721)に着工してから27年かかって、寛延元年(1748)に完成しました。棟梁は近江八幡の名匠高木但馬でした。
唐門(重要文化財)
如来堂正面にある四脚門。すべて良質の欅を用い、しかも装飾で空間を埋め尽くしたような豪華な建築。天保15年(1844)に上棟しています。棟梁高木光規は如来堂を建てた但馬の孫。
御廟拝堂・御廟唐門及び透塀(重要文化財)
如来堂の西側、小さな石橋を渡って堀の間を抜けたところが、真宗の開祖親鸞聖人の御廟です。南から唐門、拝堂、石橋と続きその奥に親鸞聖人の御墓とそれをとり囲むように専修寺歴代上人の御墓があります。
年間行事
1月1日~3日 | 修正会 |
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1月9日~16日 | 講法要 |
3月18日~24日 | 讃佛会 |
4月11日~16日 | 千部法会 |
5月21日 | 親鸞聖人降誕会 |
8月14日~16日 | 歓喜会 |
9月20日~26日 | 讃佛会 |
11月3日~4日 | 納骨堂法会 |
11月5日~10日 | 秋法会 |
12月8日~10日 | 中興上人御正当 |
アクセス
交通案内
- 電車でお越しの場合
- ●JR一身田駅 徒歩約5分
駅の広場を出て、右に進みます。道なりにまっすぐ進んでいただきますと本山前に着きます。 - ●近鉄高田本山駅 徒歩約20分
駅の広場を出て、左に進みます。道なりにまっすぐ進んでいただきますと本山前に着きます。 - ●津駅西口(近鉄側)からタクシーで約10分
- ●津駅東口(JR側)からタクシーで約15分、バスで約30分
4番バス乗り場より一身田、または三重病院行きに乗車。本山前で下車。山門前に止まります。
※お七夜などの行事のあるときは本山前にバスが止まりませんので、高田高校前などで下車して、徒歩3~5分で唐門前に着きます。 - 車でお越しの方
- ●伊勢自動車道
芸濃インターから約15分、津インターから約15分
国道23号線
栗真中山町より約5分