2002(平成14)年の法語

表紙

人間を本当に自覚させるのが仏教であります

蓬茨 祖運
1月

めぐり合うたよろこびこそ生きたよろこびである

舘 熈道
2月

他力の生活は最後まで努力せずにはおれない生活なのです

宮城 顗
3月

かぎりない智慧と慈悲こそ仏の本質である

瓜生津 隆真
4月

善人も悪人も ひとしく求道の親しい友である

九條 武子
5月

他力ということは本当の事実に 目覚める力

本多 弘之
6月

私は死ぬまで煩悩具足の凡夫です

清胤 徹昭
7月

念仏の中で阿弥陀佛に懐(いだ)かれている自分がここにいる

岡 亮二
8月

すべての自力は他力にささえられてあった

鈴木 章子
9月

自分で自分の始末を
つけ得ないのが人間の悲しさである

高光 大船
10月

幸いを求めて弥陀を信ずるのではない

毎田 周一
11月

たりき たりきと おもうて いたが おもうた こころが みな じりき

森 ひな
12月

闇の中から 闇を破るはたらきは でて来ない

山本 仏骨

「今月の法語」は、真宗教団連合発行の『法語カレンダー』に掲載の月々の法語をご紹介しています。
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