常陸親鸞聖人の関東での布教の拠点

稲田の草庵跡いなだのそうあんあと西念寺さいねんじ

稲田の草庵跡

浄土真宗別格本山。別名「稲田御坊」と呼ばれ、親鸞聖人が常陸国稲田の領主であった稲田九郎頼重の招きに応じて、妻子ともどもこの地に草庵を結んだのが始まりとされています。 

妻の恵信尼公とともに20年間在住され、布教活動を熱心に行われ、浄土真宗の根本聖典である『教行信証』もここで著されたと言われています。

頼重は聖人の帰洛後この草庵の跡地に寺を開創し、それが現在の西念寺となっています。

付近には親鸞聖人の頂骨を納めたとされる「親鸞聖人ご頂骨堂」があり、聖人が稲田を離れるときに草庵を振り返られたという「見返り橋」、天然記念物の「お葉つき銀杏」などがあります。

正式名称 稲田山 西念寺
住所 茨城県笠間市稲田469
アクセス ●JR水戸線
稲田駅下車

●車で
北関東自動車道笠間西ICより、国道50号線を水戸方面に向かい約5分
駐車場 有り (80台駐車可)
お問合せ TEL 0296-74-2042
FAX 0296-74-2547

信濃-常陸の御旧跡