中央研修会

2024.02.01

真宗教団連合 中央研修会(第40回 同和問題を中心として)

映画「福田村事件」が問うもの~関東大震災から100年を迎えて~

真宗教団連合では、隔年で同和問題・靖国問題をテーマとした研修会を開催しており、2023(令和5)年度は、中央研修会(第40回同和問題を中心として)を、浄土真宗本願寺派築地本願寺を会場として、2024(令和6)年1月25日(木)から26日(金)の期間で開催した。

今回は、2023(令和5)年9月に公開され話題となった映画「福田村事件」(特別協力 真宗教団連合)を題材に私たち僧侶が取り組むべき課題について考え、各宗派における課題、問題を共有した。

研修会1日目は、まず、井上慶永氏(浄土真宗本願寺派妙光寺住職/(一財)同和教育振興会理事)より「関東大震災朝鮮人虐殺100年を迎えて~差別・被差別からの解放~」と題し講義をいただいた。その後、映画「福田村事件」を鑑賞し、映画の監督を務めた森達也氏に「映画『福田村事件』が問うもの」と題して講演をいただいた。なお、映画鑑賞と森監督の講演は公開講座とし、僧侶だけではなく、一般の方にもご参加いただいた。講演では質疑の時間もとられ、多くの参加者から映画の感想が監督に伝えられるなど、活発に意見が交わされた。

2日目は、築地本願寺慈光院を参拝、横網町公園(東京都慰霊堂、東京都復興記念館、関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑)を見学し、班別話し合いで研修中の学びを共有した。日程の最後には井上慶永氏よりまとめの講義をいただき、研修会を終えた。

中央研修会には加盟宗派の代表、各支部・地区の代表など30名(スタッフ除く)、公開講座には39名が参加した。

テーマ 映画「福田村事件」が問うもの~関東大震災から100年を迎えて~
開催期間 2024(令和6)年1月25(木)から26日(金)
会場 浄土真宗本願寺派築地本願寺
築地本願寺慈光院
都立横網町公園

中央研修会・公開講座
(於:浄土真宗本願寺派築地本願寺)

開会式
(於:浄土真宗本願寺派築地本願寺)

映画鑑賞「福田村事件」

森達也監督
映画「福田村事件」が問うもの

班別話し合い
(於:築地本願寺慈光院)

井上慶永氏「まとめの講義」

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