行事・イベント
2019.02.27
キャッチコピー&アイデア募集企画「共同宣言」を読もう!【表彰作品発表】
キャッチコピー部門
学生の部
最優秀作品
響く「いのち」 つながる「いのち」
太田 伊吹(おおた いぶき)(高田中学校 女性)
《応募者が作品に込めた思い》
「共同宣言」を読んで、一番はじめに「命のつながり」を感じた。
《講評》
共同宣言に謳われた世界の実現のため、これからの真宗教団の歩みの中で願われる世界と広がる連帯のイメージが端的に表現されています。
優秀作品
みんなが生きる。みんなで生きる。
谷口 未怜(たにぐち みさと)(高田中学校 女性)
《応募者が作品に込めた思い》
全員で協力することが大切だと思いました。
共に生きる 共に進む
加藤 ほなみ(かとう ほなみ)(高田中学校 女性)
《応募者が作品に込めた思い》
共に生きていくこと、誰一人取り残さないことの重要性を共同宣言から感じた。そのために協力し合い進んでいこうとする精神を表したいと思った。 共同宣言に表されていることは全世界の誰もが願っている平和に直結すると思う。だから一部の組織、団体から始めた運動が少しずつでも広い範囲に広げてほしい。
あなたがいるから輝く景色
孫 萌依(そん まゆり)(高田高等学校 女性)
《応募者が作品に込めた思い》
誰か一人でも欠けてしまえばこの世界は崩れてしまう。一人一人が存在するからこそこの世界は美しく輝いていて、誰一人欠けてはならないという気持ちをこめました。一人が欠けたことで、悲しむ人が必ずいることを知ってほしい、気付いてほしい。誰一人として人と関わらないことはないんだと伝えたいと思いこの言葉に込めました。
一般の部
最優秀作品
共生で ひろがる世界 輝く未来
福島 早苗(ふくしま さなえ)(一般 女性)
《応募者が作品に込めた思い》
「共生社会」をキーワードに、未来志向の表現にしています。
《講評》
真宗教団連合として発信した「共同宣言」が、私たち一人ひとりの確かな誓いとなり、次世代の方々に手渡す未来が、ひろく輝かしいものとなることを願っています。
優秀作品
今見つめたい、私たちの心からの願いを
坂下 真千子(さかした まちこ)(一般 女性)
《応募者が作品に込めた思い》
この共同宣言の中には、私たち人間にとっての幸せの本質が唱えられていると思います。日々上手くいかないことがあるとつい愚痴や不満を漏らしてしまいがちですが、生きる上で大切なことを見つめ直し、人生について改めて考えようという想いを込めました。
『響生』する世界へ
好井 正智(よしい まさとも)(僧侶 男性)
《応募者が作品に込めた思い》
現代ではスマートフォン、PC等の普及により、人と人とが直接関わるということが少なくなっている。この人間関係の希薄化から相手の「苦しみ・悲しみ」を共感していくことも難しくなりつつある。共同宣言には「知恵者ではなく、共に語り合うことのできる人間関係」とあるように、まさに誰もが響き合えるような世界。その意味を込めて「響生」という言葉を使わせていただきました。
私からはじまる あなたからはじまる ―オンリーワンが響きあう世界へ―
谷松 一樹(たにまつ かずき)(門信徒 男性)
《応募者が作品に込めた思い》
「ナンバーワンよりオンリーワン」このように歌う歌がヒットして久しいですが、今こそこの言葉の意味を改めて問い直す時が来ているのではないでしょうか。普段私たちは「空気を読む」ということを求められますが、周りと違うというだけで非難されるような社会は、健全ではないような気がします。この世界は一人一人が主人公。そんな願の実現のためには、「私」も「あなた」も不可欠な存在です。共に歩んでいきましょう。
アイデア部門
学生の部
最優秀作品
お寺を移動式にする
安達 海人(あだち かいと)(高田高等学校 男性)
《応募者が作品に込めた思い》
自ら寺に行きたいと思うには、仏教行事以外の行事なども寺で行うことが効果的だと思いました。
《講評》
少子化・高齢化や、過疎過密の問題、核家族化など、現在の急速な環境の変化は、従来のお寺とご門徒との関係に影響を与えています。仏法を求める人のあるところ、僧侶の行くところが、聞法の道場であるお寺となることが今後求められます。寺院・僧侶の将来の取り組み方をも問い直すアイデアです。
優秀作品
お寺でいろんな国の人との交流会や留学生のホームステイ先として受け入れる。
そこで、日本の文化や歴史だけでなく、お寺の一日や行事を学ぶ。日本人でも国際交流に参加しながら仏教文化を学べる。
伊豆川 心優(いずかわ みゆう)(高田中学校 女性)
《応募者が作品に込めた思い》
国際交流をすることでさまざまな文化、慣習を知り、共に生きるための道筋をみつけることができると思う。共同宣言に示された目標を知り、色々な人に知ってもらいたいと思った。
寺などで集会を開き、日常生活で感じている悩みなどを語り合える場を設けたらいいと思う
人に自分の悩みを言い、それについて、何かアドバイスをもらうことができたら、気持ちが楽になり、消滅することが難しい煩悩と共に生きることができるのではないかと思う。
中田 明希(なかた あき)(高田中学校 女性)
《応募者が作品に込めた思い》
煩悩は滅するのが難しいものであるから、煩悩を抱えながらも、煩悩と共生していくことが大切だと思う。私のまわりに、苦しんでいる人がいたら、悩みをきき、できるだけその人を元気にすることができたらいいと思う。
午前:朝、高齢者の人が集まり、体を使って遊ぶゲームをし、休憩にお茶を飲んだりする。
午後:赤ちゃんのためのサロン講座や小さい子どもへの絵本の読み聞かせをし、お母さんたちの質問コーナーなどをする。
学校が終わった勉強をするところとし、塾のように教えてくれる先生がいるといいと思います。
中野 花凛(なかの かりん)(東九州龍谷高校 女性)
《応募者が作品に込めた思い》
どの世代の人でも、気軽に楽しく過ごせるようなお寺に来ると、みんなが笑顔になり、お寺が地域のよりどころになるように考えました。
一般の部
最優秀作品
「響き合う」をテーマにした、和楽器、洋楽器などが共演する境内を使用した鑑賞会
西山 晃平(にしやま こうへい)(一般 男性)
《応募者が作品に込めた思い》
洋の東西を問わない楽器同士が奏でる音。静寂の境内に響き渡る、誰の心にも沁みる音。時間を忘れ、貴重な時を多くの人たちと共有することで、この共同宣言の意図するテーマを、誰にでも伝えることが出来るのではと思いました。鑑賞会を通し、皆の心がしっかりと結ばれ、平和を願う想いが響き渡りますように。
《講評》
「共同宣言」が願う世界と、音楽が奏でる響きとの親和性に着目したアイデアです。「いのちあるすべての存在が互いに響き合う世界」の相(すがた)を、一人でも多くの人と共有できる場として、真宗教団連合として是非とも実現したいと思っています。
優秀作品
「お寺=お葬式や法事を行う場所」というイメージが強い。
地域を巻き込んだ仏法について説話(面白くかつためになる説話)や、仏法に関する映画上映会・お楽しみ会の開催、地域に開かれた悩み相談会の実施。
HPの作成、ブログの更新、SNSでの発信。
細江 美幸(ほそえ みゆき)(一般 女性)
《応募者が作品に込めた思い》
共同宣言の趣旨には賛同します。だからこそそれを拡大するための手だてを打つべきだと感じました。もっと「共同宣言」が若手に広がることを期待します。
僧侶が悩んでいたことを書いてカードを持って写真を撮る。
多数の僧侶達がそれぞれの悩みを書いたカードをもった画像を掲載したページへ真宗教団連合HPからリンクできるようにする。写真をみた人達がこの僧侶と話をしてみたい。相談したい。と感じたらその僧侶に連絡できるように、TwitterやFacebook、電話番号、メールアドレス等を記載する。 悩んでいる人と僧侶を個別に繋げることができ寺に足を運んでいただけます。
西川 舜優(にしかわ しゅんゆう)(僧侶 男性)
《応募者が作品に込めた思い》
私は5年前に名古屋の金山という駅で「あなたの悩み100円で買います。」というプラカードを持って数日間立っていました。たくさんの悩みを買うなかで人は一人で悩んでいて、それを誰かと共有したいのだな。と感じました。今回提出した作品では僧侶から自分の悩みを書き、me too(私も)とあります。悩んでいる方が、「お坊さんも悩むんだ。この人に聞いてもらいたい。」となった時にすぐに連絡先がわかり、そこから助け合いが始まるようになっています。共同宣言にもありますように、存在が互いに響きあう。とはまずこちらから心を開き助け合うことであり、開かれた真宗教団とは十派の僧侶が十人十色に人々の苦悩に寄り添えることです。真宗にもお寺にも苦悩する方が足を運ぶようになれば、カルトに足を運ぶ方も少なくなります。