災害支援

2017.02.13

東日本大震災現地研修会(2017年2月13日〜14日)

真宗教団連合では今年度で3回目となる東日本大震災現地研修会を、岩手県陸前高田市・大船渡市を会場に、開催した。

今回の研修では、昨年に引続き、事務局より教団連合の取り組み、各派の取り組みについて報告し、本願寺派の宮川善裕輪番(本願寺派仙台別院輪番)、大谷派の清谷真澄所長(大谷派仙台教務所長)より各派の取り組みについて報告いただいた。
また、現地研修では、陸前高田市現地語り部ガイドの案内により、陸前高田市内各地の視察を行い、津波により全壊の被害をうけた大谷派本稱寺仮本堂に参拝した。その後、陸前高田市コミュニティホールにて佐々木隆道師(大谷派仙台教区気仙組本稱寺住職)、西條正夫師(本願寺派現地相談員)より、震災当時から現在に至るまでの復興状況等をお話いただいた。

翌日は、大谷派長安寺(金比呂正住職)を会場に、千葉達師(大谷派仙台教区気仙組正徳寺住職)より自坊を避難所として開放された経験から、当時の状況や寺院の役割等について講義をいただいた。最後に、本研修会全体を通じての班別座談を行い、各班の発表を受け、土肥企画専門委員会委員長より本研修会についてのまとめをいただいた。

研修会には、加盟各派、各支部・地区より18名が参加した。

目的 真宗教団連合加盟各派の被災地支援の取り組みについて情報交換を行うとともに被災地の現状を学び、私たちが今、僧侶として、人間として何ができるのか、共に考えることを目的とする。
開催期間 平成29(2017)年2月13日(月)から14日(火)まで
研修先 陸前高田市内各地
真宗大谷派本稱寺
真宗大谷派長安寺
大船渡プラザホテル

開会式の様子

現地語り部ガイドによる現地研修

本稱寺仮本堂にて

西條正夫師による講和

千葉達師のお話 於:長安寺

班別座談の様子

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