真宗三門徒派 宗祖聖人七百五十回 御遠忌大法要
法要名称
宗祖聖人七百五十回 御遠忌大法要
〔法要趣旨〕
来たる平成23年に親鸞聖人750回忌をお迎えすることとなり、そのご縁に遇える喜びを感謝の念をもち、宗門こぞってこの御遠忌大法要を厳修させて頂きたいと思っております。 宗祖親鸞聖人は煩悩具足であるわたしたちは自らの力では決して救われることがないこと、そして同時に、そのようなわたしたちがお念仏ひとつで救われることを、身をもって明らかにして下さいました。
わたしたちは、この親鸞聖人のお教えを深く信じることが大切であり、このこと無くしてわたしたちにとっての救いは無いのであります。 来るべきこのご法要をご縁として共に心新たに親鸞聖人のお教えを聴かせていただき、お念仏を喜ぶ身となれることによって、お互い自我中心の狭い世界から赤色赤光、白色白光として輝く柔和な世界に生きる身とならせていただくことが、わたしたちにとっての本当の幸せであり、親鸞聖人に対しての御恩報謝になります。
このような意味からも親鸞聖人750回忌法要はわたしたち、ひとりひとりにとりましても大変重要な意味を持つものであり、心してこの御法要をお迎えしたいと思います。
法要期間
平成23(2011)年5月21日(土)~23日(月)
21日 | 10:00 | 御日中法要 |
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14:00 | 御逮夜法要 [ご来賓]真宗全派 宗務長様 |
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16:00 | 帰敬式 | |
16:45 | 記念講演 講師 野村克也氏(東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督) 講題 『信じる力』~弱者の戦略より~ |
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22日 | 09:00 | 庭儀式(稚児行道) |
10:00 | 御日中法要 | |
14:00 | 大逮夜法要 [ご来賓]真宗全派 宗主貎下 |
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16:00 | 記念法話 講師 池田勇諦師(元同朋大学学長) |
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17:20 | 末寺住職法話大会 | |
23日 | 10:00 | 満日中法要(全末寺総上山法要) 御親教 |
御遠忌 駒札
御遠忌ポスター1
御遠忌ポスター2
テーマ・基本理念
連続無窮 ~南無阿弥陀仏にあいまいらせんことこそ~
前に生まれん者は後を導き、
後に生まれん者は前を訪え、
連続無窮にして、
願わくは休止せざらんと欲す。
無辺の生死海を尽くさんがためのゆえなり。
『 教行信証 』
個人のいのちを越えて、
ほんとうに伝えなければならないこと、
ほんとうに遺さなければならないもの。
「連続無窮」の願いがある。
「新門 平 光慈 撰」
記念事業
- 御影堂の一部修復
- 阿弥陀堂の金箔張り総改修
- 対面所、客殿等の総改築
- その他営繕
新殿全景 --山門より
平成19年秋完成しました
式台正面
御対面所
御対面所蒔絵扉
--寺紋かりがねの由来が描かれております
改修を終えた阿弥陀堂お内陣
--日本初のプラチナ箔荘厳です
当派におきましては平成23年に宗祖聖人750回御遠忌大法要を厳修するにあたり末寺並びに御門徒方のご協力、募財をあおぎ宗門一体となってお待ち受け事業として平成17年8月より阿弥陀堂金箔総改修並びに老朽化した本山の建物を平成19年の年初 より総改築させていただくこととなりました。
当本山は福井震災(昭和23年)にて御影堂を残して一切の建物が倒壊するという被害に遭いました後、鋭意復興を重ねて参りましたが往時の壮観には及ぶべくもありません。
また、平成16年7月の福井豪雨にても罹災し、その建物に及ぶ被害も甚大なものでした。
このご遠忌を機会に本山としての外観を整えると共に、お念仏教団として本来あるべき姿を宗祖親鸞聖人のお教えに問い続けて行くことの大切さを「今」ご門徒とともに考え、テーマである「連続無窮」の意味を真摯に受けとめ後世に伝えて行かなければならないと考えております。
法要の模様
法要1日目 5月21日(土)
続々と上山されるご門徒衆
満堂の御影堂
御日中法要
御逮夜法要
真宗各派宗務総長、宗務長御出仕
北海道教区より団参到着
記念の集合写真です
記念帰敬式 受式
お剃刀を受け法名を頂きます
法要2日目 5月22日(日)
庭儀式 雨天の中決行されました
可愛い合掌ですね
稚児たちの笑顔
御日中法要
行道散華
御下高座
大逮夜法要
真宗各派御宗主御出仕
記念法話が始まります
「更なる出発の御遠忌法要」
講師 池田勇諦師
皆熱心に聴聞されております
末寺住職法話大会 ‐教えを次世代に伝えていくために
専徳寺殿
善勝寺殿
専隆寺殿
教覚寺殿
東照寺殿
そして和やかな刻が流れます