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近江真宗木辺派 本山
錦織寺(真宗木辺派)
錦織寺は真宗木辺派の本山です。天安2(858)年、比叡山三代座主慈覚大師円仁の御指示で、木部の地に御堂が建てられ「毘沙門天王像」が安置されました。その後嘉禎元(1235)年に、親鸞聖人が関東から京都に還ろうとされた途中、この天安堂に歩みを留められ、笈におさめて常にお持ちになっていた阿弥陀如来の御尊像を安置されて浄土真宗の教えをお説きになりました。この時から錦織寺は浄土真宗の湖東地方における拠点となっています。
創建以来再度にわたる火災の為に、現在の建物は元禄年間以後再建されたものばかりですが、両堂表門などは江戸期建造の特徴を示しています。書院、大広間は東山院(江戸初期)の御常御殿を賜ったもので、これらの建物を囲んだ庭園は元禄の再建以前の石組が残されています。
「御影堂」には、門侶の懇願により、『教行信証』を完成した歓びの様子を描いた「満足の御影」とよぶ画像を掲げています。この「満足の御影」や「笈掛の松」また当寺の付近にある聖人のお座りになったむしろを焼いたという「やいたの河原」、聖人のお持ちなっていた藤の枝が芽を出して繁ったという「藤塚」は、すべて聖人をお慕いするよすがとして残されています。
正式名称 | 遍照山 錦織寺 |
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住所 | 滋賀県野洲市木部826 |
アクセス | ●車で 栗東・竜王インターより約25分 びわこ大橋より約20分 ●タクシーで JR琵琶湖線「野洲駅」より10分 |
駐車場 | 有り (200台駐車可) |
お問合せ | TEL 077-589-2648 FAX 077-589-5675 |
URL | http://www.kinshokuji.or.jp/ |