京都真宗興正派 本山

興正寺こうしょうじ真宗興正派

興正寺

真宗興正派の本山である興正寺は、佛光寺第14代経毫上人が住職を弟に譲り、蓮如上人に帰依し、名を「蓮教」と改め、山科郷に坊舎を創して、佛光寺の旧号「興正寺」を称したことに始まります。蓮教上人は、佛光寺を離れるに際して、瑞坊・東坊ら多数の門徒を率いて本願寺教団に加わりました。
 
続く蓮秀上人は、幼少であった本願寺の証如上人をたすけ、門末教化に力をそそぎ、特に九州・中国など西日本を中心に門末をひろめました。
 
その後江戸時代には西本願寺教団に属していましたが、たびたび別立しようとする動きがあり、1876(明治9)年には220余ヶ寺を率いて西本願寺より独立し、一派を形成しました。
 
寺基は、天文年間に山科から大阪天満に移し、1591(天正19)年には本願寺とともに現在の境内地である京都七条堀川に移転しました。本堂は一つ御堂として崇敬を集めましたが、1902(明治35)年に焼失しました。親鸞聖人650回大遠忌にむけて再建され、1912(同45)年に阿弥陀堂と御影堂の両堂様式として完成されました。

正式名称 円頓山 興正寺
住所 京都市下京区堀川通七条上ル
アクセス ●JR京都駅より
市バス9系統「七条堀川」下車
または徒歩10分
駐車場 有り
車でお越しの際は、七条堀川交差点から西50mにある門(興正会館西側)から境内へお入り下さい。
お問合せ TEL 075-371-0075
FAX 075-371-8509
URL http://www.koshoji.or.jp/